アルコール健康障害について
適正飲酒量について
厚生労働省が示す「節度ある適度な飲酒」は、一日の平均純アルコール20gまでとされています(女性や高齢者、お酒に弱い人は少なめに)。
純アルコール20gとは、大体、
・ビール中びん一本
・日本酒一合
・チュウハイ(7%)350ml缶一本
・ウイスキーダブル一杯に相当します。
※純アルコール量の計算:酒の量(ml)×度数または%÷100×比重=純アルコール量(g)
どこからがアルコール依存症?
「お酒が好き」と「アルコール依存症」の境界線は明確にありませんが、大量または慢性的に摂取し続けることで、「お酒を飲む量・時間・状況」の3つを自分でコントロールすることが徐々に困難になります。脳の機能が低下し、社会生活や心身の健康に支障をきたしてるのに、自分の意思だけではやめることができず、本人や家族が苦痛を感じていた場合は「依存症」と診断されます。依存症はごく普通の人がふとしたことから陥いる可能性があり、誰にでも起こり得る病気です。「お酒に頼ることが増えた…」と感じたら、飲む量や飲み方を見直す機会も必要です。
アルコールも肥満の原因
お酒にはカロリーはあっても栄養成分はほとんどありません。お酒と一緒に高カロリーなつまみをとっていませんか。また長時間にわたる飲酒は血圧をあげ高血圧の原因になると考えられています。さらに、アルコールそのものの作用や代謝に伴い、血糖値にも影響を与えるので糖尿病のリスクも高めてしまいます。飲みすぎは生活習慣病を招くことにつながるので、気をつけましょう。
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SNAPPY飲酒チェックツール<外部リンク>
更新日:2024年06月26日