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私たちの大宜味村の森や川には、今ではここにしか生息しなくなった
「ぶながや」が棲んでいる。
「ぶながや」は、平和と自然を愛し、森や川の恵みを巧みに利用し、時折私たちにその姿を見せてくれる不思議な生き物である。
第二次世界大戦以前は、沖縄のほとんどの村々で暮らしていた「ぶながや」たちは、激しい戦禍と基地被害、戦後復興の近代化に耐えきれず、かつてのふるさとを離れ、20世紀最後の安住の地を求め、豊かな自然と人々の肝清らさにひかれ、大宜味村に命を永らえるようになったという、希少種族である。
私たち村民はこれまで、戦争につながる一切を認めずにくらしてきた。それが平和な国際社会を築くことに大きく貢献していることにいささかの誇りをもち、その気持ちを21世紀に向け、内外に発信したいと考えている。それは「ぶながや」たちが、私たちに語ること無く教えてくれてきたことだと気づくようになった。
私たち村民は、村制施行90周年にあたり、「ぶながや」たちと生きてきたことに誇りを持ち、これからもこの大宜味村の豊かな自然の中で共生し、平和で文化の薫り高い豊かなむらづくりに取り組むことを決意し、ここに「ぶながやの里」を宣言する。
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