健康長寿のいきいき輝く文化の村
概 要

沖縄本島北部、沖縄では「やんばる(山原)」と呼ばれる地域に大宜味村はあります。 人口は約3,500人の小さな村ですが、「ぶながや(木の妖精)」の伝承が残っている 自然に恵まれた土地です。
基幹産業は農業で、さとうきび・パイナップル・柑きつ類が中心。なかでも シークヮーサーが注目を浴びています。昔ながらの伝統工芸では、芭蕉布が有名 で、「平良敏子」さんが文化財の保持者(人間国宝)です。
大宜味村へのアクセスは、
マイカー又はレンタカーでは
- 県都那覇市から北へ87Km、国道58号を通って約2時間、高速を利用して約1時間30分。
- 名護市街(市役所)から22Km、約30分。
バスでは
- 那覇市から名護バスターミナルまで、20番系統名護西線で約2時間。
- 名護バスターミナルから役場前(大兼久バス停)まで67番系統
- 辺土名線で約45分(沖縄バス・琉球バス)
長寿の里

ただ長生きしているだけではありません。何よりも健康で元気、仕事やスポーツ、 レクリエーションに励むとともに、様々なかたちで地域に貢献する。それが 「健康長寿村」大宜味村のお年寄りたちです。
本村老人クラブ連合会は、平成5年4月に「日本一長寿の村宣言」を行い、老いて ますます意気盛んなことを内外に示す記念碑を農村活性化センターに建立しました。
平成19年9月現在の老人人口(65歳以上)は、1,051人、総人口3,468人の30.3%を 占めています。これはたんに老人の比率が比率が高いということではなく、活動的 で生き生きとした元気者の老人が多いということなのです。
恵まれた自然と食生活、相互扶助の精神と自立心の強い社会生活等、バランスの とれたライフスタイルが長寿の里に結びついているのです。
シークヮーサーの里

大宜味村を象徴する山、ネウマチヂ岳(360m)とそれに連なる石灰岩の山々の 中腹でシークヮーサーは生まれ育ちました。甘酸っぱく、食べ始めると止まらない 独特な味は、美容・健康・長寿の源になっています。その黄金の美味は石灰岩の 森からの贈りものなのです。
★シークヮーサーとは・・・
みかん科。沖縄を中心に原生する小果の寛皮柑橘で
果皮が緑色。未熟の間は酸が強く、黄色に熟したものは適度の甘味と酸味があります。
★名前の由来は・・・
シイは酸、クヮーサーは食べさせるの意。
★主な栄養とはたらきは・・・
代謝を活性化させ、疲労回復や美容に効果のある
ビタミンCを多く含んでいる他、ビタミンB1、カロチン、各種ミネラル、クエン酸
などを含有する高機能な果物です。特にノビレチンという成分には、ガン予防、
ガンの肥大化・転移の抑制、肌荒れ防止、老化防止や血糖値・血圧抑制作用があり、
長寿の源です。
ぶながやの里

1998年、大宜味村制施行90周年記念事業の一環として「ぶやがやで村おこし」が 企画され、「ぶながやキャラクターの決定とぶながやの里宣言」が行なわれました。
キャラクターは全国募集し、325点の応募の中から怪しさよりかわいさ、村民が 想像するものに近いものが選ばれました。
ぶながやは、本村の豊かな自然の象徴として、心優しい人づくりに夢を育む妖精、 村民の一員として登場したのです。
★ぶながやとは・・・
森や川にすむ妖精。平和と自然を愛し、森や川の恵みを
巧みに利用し、時折その姿を見せてくれる不思議な生き物。
芭蕉布の里

大宜味村喜如嘉(きじょか)は昔から芭蕉布の産地として知られていましたが 平良敏子さんらの情熱と努力がこれを復活させ、村の婦人たちの共同作業で 生産技術が今日に受け継がれています。
喜如嘉の芭蕉布はすべて天然の素材を用い、糸取りから仕上げまですべて一貫 した共同作業によってつくられます。
手結式の絣染め技術は沖縄絣の特色をよく生かし、南国情緒をたたえた織物として 全国的に高く評価されています。
国指定は団体としての総合指定で、保存会代表者の平良敏子さんは、個人としても 国指定重要無形文化財の保持者(人間国宝)です。
