国指定重要文化財(建造物)に「大宜味村役場旧庁舎」へ答申

2016年10月25日

 

△正面

 

△内観


 これまで県指定有形文化財(建造物)であった大宜味村役場旧庁舎は沖縄県内における最初期の鉄筋コンク

リート造建築で、現存する最も古い建物である。役場庁舎としては全国的にも先駆的な事例であることや沖縄

県における鉄筋コンクリート造建築の普及発展を理解するうえで、高い価値を有していることから、国の文化

審議会から文部科学大臣に答申されました。

 本村は明治41年に成立した村で、当初の役場は塩屋に置かれていましたが、明治44年に村のほぼ中央の

現在地に移転ました。移転後しばらくは大宜味尋常小学校の一角に仮庁舎を構えていましたが、大正13年

に庁舎の新築工事に着手し、同14年に竣工しました。国頭郡建築技手の清村勉氏が設計を手がけ、沖縄にお

ける台風や白蟻の被害に対応するため、当時の沖縄ではほとんど例のなかった鉄筋コンクリート造が採用され

ました。施工は金城組が請け負い、棟梁である金城賢勇をはじめ、大宜味村饒波出身の大宜味大工(うじみぜ

ーく)が建築に携わりました。戦前、十分な耕地が確保できず、多くの村民が出稼ぎや移民に出るなか、村外

に出て大工として活躍する人も多く、勤勉で高度な技術を持った大宜味村出身の大工が評判になり、人々は賞

賛を込めて彼らを大宜味大工と呼ばれました。旧庁舎の工事ではそれまでにない八角形の型枠工事は難しく、

かなりの技術が要求されましたが、高度な技術を持った大宜味大工によっ完成し、名声を馳せました。

5月23日に役場落成式がおこなわれた際には、近代化、文化の象徴のように人々に迎えられました。

その後、第2次世界大戦の戦火も免れ、47年間大宜味村役場庁舎として使用され、昭和47年に完成した

役場庁舎に役場機能が移り、庁舎として役目を終え、現在では村史編纂室として使用されています。 

 大宜味村役場旧庁舎には建築当時の関係者や村民、清村勉氏、大宜味大工等の多くの先人たちの思いがこも

っています。今後は国、県との連携を密にしてこの大切な宝物を活用しながら保存し、継承していきたいと考

えています。

お問い合わせ

教育委員会
電話:0980-44-3006

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